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    【JAZZ】音楽ってもの凄い情報処理をしてるんだよね…。タイチョーさんのこと。

    • 2015.01.05 Monday
    • 18:49
    正月2日。
    優しい新年会 at バンドワゴン(山口県下関市)


    「遊びに来るって? なら、セッションしよか、お店あける」
    お店が臨時オープンになった。
    そっか、ならばと私も、なんだか東京から譜面を持ち帰ることになったり。

    ベルさんにも声をかけるね、と吉本さんが言った。
    そっか、それなら、と声をかけたのは、ピアニスト金川ドクター。

    なかなか会う機会が帰省のタイミングがなかなか合わなくて、
    ベースとギターのタイチョーさんこと吉本さんに、お会いするのも3年ぶりくらい。

    2015_0102_04a.jpg
    (以下、写真はFacebookフレンド松岡さん)

    最初お店に行ったのは、山口市に住んでいるころで、
    知ってるプレイヤーさんが、お店に出るからと言うので、
    行ったことがなかったから、遊びに行ったのが最初だった。

    楽しかったので、何度かお邪魔した。
    そのうち、吉本さんのNY時代の武者修行の話を聞いた。
    「毎日セッションして、そこで知らない曲が出てくる。
     それが悔しくて、毎日、毎晩、知らない曲を翌日まで覚えてたんだ」

    わお。山口県にもそういう人がいるんだなぁ。

    当時の吉本さんは、もう片耳が聞こえなくて、体も辛そうだった。
    「じゃあまたね」と、ハグってみると、体に芯がない。
    亡くなった私の父のようで、少し、不安だった。

    私が上京してから、ある時、ピアニストでドクターの金川さんから電話があった。
    「東京には何度も行ってたんだけど、研究で連絡できなくて…
     それが、終わったから、演奏活動を再開しようと思って。
     勤務地は下関なんですよ」


    「大変だったね。
     下関なら、バンドワゴンってお店があるよ、ぜひ行って」
    って、私は言った。

    その後、FBで吉本さんが倒れたのを知った。嫌な予感がした。的中した。
    吉本さんの両耳は、聞こえないとのこと。ただ、救いは、命は無事であると。
    なんだか良く分からないけど、涙が出るんだよ。

    ところが、FBでまたさらに驚くことになってた。
    主治医が金川ドクターなんである。そういえば、下関勤務。専門は耳鼻科…。
    さらに、JAZZピアノ弾き。
     
    2015_0102_07.jpg
    (後、ソロのSpainをリクエスト…)

    ……それでも前に時間は進んでいくんだよね。
    その後、音を失った吉本さんは、記憶を頼りに音楽をしていた。
     
    偶然、私がフレンドさんになった松岡さんは、音楽好きな人で、障碍者施設に勤める人だった。
    吉本さんが最後のライブをするので、県内の人宜しくと、ウォールにシェアすると、
    「その日行きます」と、会場に行って、当日のその時間にメッセージをくれた。

    「後ろのスクリーンにメッセージが流れるみたい、晴子さん、吉本さんにメッセージはないですか?」

    「The Melody lingers on ..メロディはあなたの心とみんなの中に漂い続ける。ありがとう。」
    …と、お願いします、と言いながら、何か猛烈な違和感が、私の中であった。
    辞めないでって言っても、本人には恐らくステレオタイプでない、別の理由があるはずだ、と思ったからだ。

    その夜、メッセージが来た。

    「聴覚障碍者で、振動でリズムをきざんで、打楽器をやる人はたくさんいるけど、それは厳密には音楽じゃない。
     音楽の3要素はメロディ、ハーモニー、リズム。
     この3要素ができる聴覚障碍者は、佐村河内と僕だけしかいなかったんだけど、佐村河内の嘘がばれて、世界で僕だけになってしまった(笑)
     でも、だんだん音楽も人の声も忘れていってるから、ここらへんが潮時かな、と思う

    お経のような幻聴に悩まされるとも書いていた。
    無音と幻聴の世界が9か月ほど。忘れるのも、無理はないと思った。

    人工内耳の手術の手術を受けるという。でも、それでも音楽は無理だと言う。
    音を感知する耳の脳神経は1万5千本。対して、人工内耳は12本。
    確かに、数字が無理だと言っている。

    私は映像分野で、自然な見た目の再現を、業務用カメラでするのに苦しめられた経験がある。
    人がどんなに精密な機械で出来上がっているか、私自身の治病経験から身に染みている。それは音でも変わらないだろう。

    山口に帰る、だから、会いに行こう。
    最後のライブを見た、フレンドさんの松岡さんの都合も聞いてみる。OKだったので、途中の足もお願いし、
    お昼すぎにバンドワゴンに到着。寒いからお店の暖房をつけて、喫茶店でお昼を頂きながらしゃべる。
    なんだろうか、その「聞こえない」という、違和感がない。

    「全然違う!」
    と、松岡さんが言った。
    吉本さんの元気が、最後のライブと雲泥の差らしい。
    「あの時は、どうなるかって…、演奏中、ベルさんがそばで心配そうで心配そうで」

    「いや、自分の声が聞こえるというのが、良い! コミュニケーション取れるていうのがね。
     自信が戻ってきたよ!」 

    と、吉本さん。
    ちなみに松岡さんの働く施設の関係で聾唖の方が多く、手話は得意。
    手話にも、方言があることを知る。

    「ミュージシャンが時々、演奏中に打ち合わせとかやるよね。
     あれ、手話で行けるよね...」


    …確かに(笑)
    耳専門のドクター達が、人工内耳で音楽をちゃんとする人を見る事がないので、揃ってバンドワゴンに来たらしい。
    「10年、20年、音楽やってから、人工内耳になった人がいないから…」
    「そりゃ、まず、ドクターがジャズの面白さを、分からんじゃろ…」
    「治ったわけじゃないんだ…」
    松岡さんの手話のおかげで、コミュニケーションがスムーズ…。

    「最近のバンドワゴンの注文は、全部手話。ワイン、とか、チューハイとか…

    「ありがとう」の手話より先に、「ワイン」の手話を覚えた、私。

    それにしても、吉本さんの周辺は、私にとって不思議なことばかり。
    振り返ってみれば、「今だから、会っていいよ」と、 神様に言われているみたいだ。

    吉本さんのベースはサイレントベース。キー合わせが、音を出さずにできるから。

    デュオの後、私、何歌いましたっけね…

    Don't Get Around Much Anymore
    Gee Baby, Ain't I Good To You
    Exactly Like You...
    時々エンディングは、気合いで「こうします」と伝えますね、そういえば。
    …伝わります。

    演奏中は、ものすごいデータのやり取りをしてるもんだな、と思います。

    ベルさん、ベルさん。
    芸名「Dizzy吉本」から、そうじゃない吉本さんの名刺、作るんね。

    I've Got You Under My Skin
    2015_0102_08.jpg
    イベントでやった、トリプルモンロー写真も見せてもらったわ。素敵ね。

    「レパートリーが…」と、自分の譜面を出して、ページを繰り出す吉本さん。
    「メロディーがはっきりしたのだったらできるよ! 途中から曖昧なのがあるんだ。
     バラード。ゆっくりの曲が問題だね」

    「あとは、ピッチが…」と、金川ドクター。

    うん。
    …この日は、3時間くらい、鳴らしてました。

    記念撮影:

    とってもプライベートなのに。
    本当、なんだかとっても、ありがとうございました。


    *****************FBの吉本さんのウォールから
    今年、初の、演奏は、昨日、新春2日、下関バンドワゴンでの、藤田晴子ちゃんとのDuoでした。Georgia on my mind。人工内耳では、相変わらず鍵盤の音は、まったく認識できませんが、メロディはわからなくても、晴子ちゃんの声は少し聞こえるので、タイミングだけはわかります。自分にとっては、これだけでも大きなステップアップです。手話も、まつおかさんのおかげで、さらにやる気が出ました。今年は絶対に手話検定、頑張ります。皆様のおかげで良い年明けを迎えることができました。because of you、この言葉を忘れないように今年も進んでいきたいと思います。

    ******************
    この後、よっこいせと、ピアノを移動したですが(笑)
    多分、あの位置取りは、ええですよね。裏側にちょうど隙間があって…。

    頑張らんとね。
    そーじゃね。

    是非お店に♪
    山口県
    下関:バンドワゴン
     

    【エンタテイメント】歌うようになって、どれくらいたつだろう。

    • 2014.12.26 Friday
    • 06:19
    歌うようになって、どれくらいたつだろう。

    そうそう、私の仕事配分は、表のタイプでなく、裏方タイプ。


    (2012年2月23日の東京西荻窪COCOPALM 写真:良知久也)

    「声がポンとくるね、晴子ちゃん管楽器か、と」
    と、
    音楽仲間のベースマンが。

    ・・・11月、久しぶりにウイルスにしたたかにやられて、完全になくした声が
    大分、戻ってきた。
    12月イヴイヴの、この日のセッションは所要で家に帰れず譜面レスで、
    ブルース展開でできるRoute 66は、一番歌っている曲。
    私は通常B♭か、C。(ボーカルの場合は、キーを合わせないと出ない)

    「B♭で攻めてる、言われるんですけど…」

    「いや、本当の攻めはBだろ?」

    「じゃ…」

    と、こないだたまたま、一個下のBをやって面白かったので、
    この日は、B♭からBに希望。あ、いけるね。遊んでみた(笑) 
    キーによって色あいが違うので、おのずとメロディが違う訳で。

    「晴子さん、やっぱり♯のついた曲が良いと思う」

    と、いつものピアノのお姉さんも。。

    Route 66と言って思い出されるのは、Nat King Coleで、カラオケでも
    あの定番フレーズが…! というのがある。
    「あれがやりたい!」と、終わった後に力いっぱい言われたり…
    定番フレーズは定番になるべくしてなっているもんです。


    (同日 写真:竹本康代)

    ****************
    イヴは、不思議なサンタさんがDVDをくれたので、見てました。
    特にそのサンタさんは、下記の部分がお気に入りらしいです。

    **********

    「1年振り返ってご覧?」

    **************
    To remember both our triumphs and our missteps.
    思い出しましょう、成功も失敗も
    Our promises made and broken.
    守れた誓いと破れた誓い

    The times we opened ourselves up to great adventures
    カラを破って冒険したこと
    or closed ourself down for fear of getting hurt.
    傷つくのがこわくて閉じこもったこと
    Because that's what New Year's is all about.
    新しい年はあなたに
    Getting another chance.
    チャンスをくれます


    A chance to forgive.
    過ちを許し、
    To do better, to do more, to give more, to love more.
    もっと努力し、もっと与え、愛するチャンスを。
    And to stop worrying about "what if"
    先のことを恐れるのではなく
    and start embracing what will be.
    未来を楽しむのです

    So when that ball drops at midnight
    0時にボールが落ちるとき(物語中でトラブルってるところ)
    and it will drop
    その時こそ
    let's remember to be nice to each other.
    優しさを思い出しましょう。
    Kind to each other.
    おもいやりを
    And not just tonight, but all year long.
    今夜だけでなく1年ずっと。
    (映画「New years eve」より)

    ***************

    良く今年も冒険しましたね。


    Santa Claus is Coming to Town - Bill Evans

    【JAZZ唄研】Them that's got shall have…ん、Them ?@ビリー・ホリデー「God Bless’ The Child」

    • 2014.08.17 Sunday
    • 22:12
    「心にもないことを唄っちゃいけない。
     そりゃ、プロなら全部唄えなきゃいけないけど。最初はね。
     あなたには、この曲は全部ダメね」


    いつだったか、
    トレーナーの真美さんが私が持ってきた譜面を見て
    そう言う、そんな回があった。

    そうねと、押入れの譜面を取り出した。

    「世の中には、グレーの曲というのがあって、それを選んで歌うと”おっ?”と
     思われるわね」

    しゃっと、眼鏡をかけ譜面を、弾き始める・・・。
    いつもステージ上のきらびやかな真美さんと違って、様子が、博士みたいでおかしかったのだけど。

    「これね、”A Cottege For Sale” 恋人と昔住んでた家が、セールに出てるのね。
     ただ、見てるだけなのよ。強い人の歌ね。
     それから、Don't Explain これもグレーね。盛り上がったりしないの。」

    その後、”Don't Explain” がビリー・ホリデー作詞だと知って、「あ、書く人だったのか」と軽い驚きが。
    昔は良く、私の声がブルースよりだもので、「ビリー・ホリデーはやめなさい(暗いから)」
    なんて言われたものだけど。

    「暗いだなんて、とんでもないわ。
     上手い人ほど、優秀なトレーナーについてるわ。お金がかかってるのよ」と真美さん。

    詞を読むと、強い人だというのが分かる。
    更に、まだ、作詞したものがあると、知る。


    (2014年7月5日、「分かる親父」か「美女」しか来ない新宿JAZZ BAR PEPEでの真美さん)

    「God Bless’ The Child」

    タイトルだけ聞くと、何か神の福音を子供に、なんて純粋な感じがするけど、
    中身は全然違う。

    Them that's got shall have
    富める人はますます富み
    Them that's not shall lose
    貧しい人はますます失う
    So the Bible said and it still is news
    聖書はそういっているけど、今も事実
    Mama may have, Papa may have
    ママもお金を持ってるかもしれないし、パパも持ってるかもしれない
    But God bless’ the child that's got his own
    でも、神様の祝福は、自分で稼ぐ子にあるの
    That's got his own
    自分でお金を稼げる子に
     
    Yes, the strong gets more
    そう、強い物はますます栄え
    While the weak ones fade
    弱きものは消えていく
    Empty pockets don't ever make the grade
    空のポケットで成功したものなどいない
    Mama may have, Papa may have
    ママもお金を持ってるかもしれないし、パパも持ってるかもしれない
    But God bless’ the child that's got his own
    でも自分でお金を稼げる子に神は祝福を与える
    That's got his own
    自分で稼げる子にね

    Money, you've got lots of friends
    マネー、お前には友達がいっぱい
    Crowding round the door
    ドアの周りにあふれかえっている
    When you're gone, spending ends
    お前が行って、お金を使い果したら
    They don't come no more…
    もう誰も来ない…



    ところで、英語の歌詞というのは、主語の省略とか、
    あっちにこっちに関係している関係代名詞とかいろいろあって、
    この歌の場合は、「Money」が省略されている。

    でも、冒頭のThemが目的語なので日本語の「かれら”を”か、”に”」と、理解に苦しむ訳。
    私のさっぱりな英語力では、それが分からないから、歌えない。
    これは専門家に聞くなり。

    で、ついてる英語のI先生に
    先生の生徒さん達が集まるFBグループページで尋ねてみる。
    答えは下記。
    「辞書をひくとthemがtheyで使われるという非標準的な用法があり、
     また古典的な用法としてthey whoがthose whoの意味で使われる
     という記述もあったので、
     those who has got (s)/ shall have (v)という区切りでいいかなと。」


    コメントを呼んだら、・・・うっわー・・・と思わず。

    この曲は、自分で出資した母親のお店に、ビリー・ホリデーがお金に困って借りようと
    来たら、母親に突き返されたときにできた歌だそうで…。
    絶妙な心の状態の時に、教会とかで読んだバイブルに戻って、神の祝福を思ったんだな。
    唇でも噛み占めてるんだけど、それを飲み込んでるんだ。
    それできっと表現を、一般的でなく難しくしないと、自分の感情は表現できなかったんだろう…。

    アメリカでは、スタンダードのベスト50に選ばれていた曲の中の一つだけど。
    日本で好んでは歌われないし、歌った人を聞いたことがない。

    ただ、この気持ちは、私は良く分かる。
    「Them that's got …」
     
    …歌えるなぁ。
    ただ、同じ気持ちをシェアできる日本人は、なかなかいないと思うのだけど。


    *************追記
    FBフレンドの笹山さんはお仕事で翻訳の仕事をされていますが。
    コメントで下記のようなコメントも。
    *******
    Them that's got shall have
    富める人はますます富み
    Them that's not shall lose
    貧しい人はますます失う

    For whosoever hath, to him shall be given, 
    and he shall have more abundance: 
    but whosoever hath not, 
    from him shall be taken away even that he hath. 
    それ誰にても、有てる人は與へられて愈々豊かならん。
    されど有たぬ人は、その有てる物をも取らるべし。
    (マタイ傳福音書13:12)

    God Bless the Childの歌詞は、
    聖書のこの部分を元にしているのは明らかでしょう。
    Them that's got=They とくくってみると、
    "They shall have" となります。
    これは、"They will have"とはニュアンス的に異なります。

    They will have は(能動的に)彼らが持つ。
    They shall have は(彼ら自身の意志とは別の力によって)そういうことになる。
    つまり、「持っている者には(神さまから)さらに与えられる」の
    ようなイメージで、本当の主語というか焦点があたっているのは神さまです。

    (例)
    You will go there. あなたはそこへ行くでしょう。
    (主語はあくまでもあなた)
    You shall go there. (≒ I will take you there.
    縄をつけてでもそこへ引っ張っていってやる。
    (焦点があたっているのは私の意志)

    また聖書の引用部分の最初の方に、
    "to him" とあることから、
    "(to) them"がビリー・ホリデイの意識にあったのではないかと
    私は感じました。
    toを省略して、まず人(them)に注目させ、
    目的格であるhimをthemに広げたことで
    「ある特定の人ではなくて誰にでも(私にも)あてはまる話ですよ」と
    歌いたかったのかと思います。

    さらに、聖書に用いられた古典的な構文なのか
    ブロークンな英語なのかわからないような言葉を見せておいて、
    "and it is still news"と続けている。

    つまり「昔も今もいつの時代でも通用することですね」と。

    ***************

    アメリカの生活の解釈に
    史上最高であり最強のベストセラー「聖書」は不可欠だった。
    確かに、と思わず。
    強く頷いたのでした。
     

    【JAZZ】「素晴らしい」なんて言葉が陳腐だ。「イエイ、イエイ」で良い。@三軒茶屋whisper

    • 2014.08.07 Thursday
    • 23:26
    ライブの情報量というものがある。
    実際に現場に行ったり、リアルにお会いすると、疑問に思っていたことが、
    いろいろ氷塊する場合がある。
    土地の色、人の感じ方、空気感、匂い、意外な癖とか。

    文章自体の持つ情報量は、実際のリアルな情報の17%らしい。

    変調子も自在にスイングするトーチシンガー高樹レイさんと
    日本JAZZ界の神様二人が一緒。
    というので、そういえば、周りは「ムレさん、ムレさん」「稲葉さんがかっこよくてね〜」とは
    聞くものの、ちゃんと聞いてないゾ、と出かける。

    2014_0508_w_01.jpg
    三軒茶屋Whisperは小さなJAZZBar…って、東京生活3年目の私は三軒茶屋駅自体に
    初めて降り立ち…。
    なんだか、不思議な世界の目撃者になってしまう訳だ。



    ギターの中牟礼さんは81歳、ベースの稲葉さんは80歳。

    私は中牟礼さんの正面にいたので、すっごい至近距離で、目が合うので、ついついニッコリ。

    レイさんの繰り出す問いに、二人が答える。
    実は、ビジネスの世界で「良いコンサルタントは良い問いを持っている」とも言う。
    やってる本人たちは、すべてを知らなくったって、神様は最初から采配していて、
    答えはそのうち明確に現れてくる。

    上手いとか、深いとか、広いとか、情感があるとか
    そんなものを楽に超える 楽しくって分厚い音楽のエネルギーだけの世界がある。

    ステージが終盤にさしかかってくるとお客さんの質が変わってくる。
    だんだんとリスナーに ミュージシャンが集まってくる。

    確かに。これは聴きたくなる。
    「素晴らしい」という言葉が大変チープに感じる。
    「イエイ、イエイ」で良い。

    2014?0805_01a.jpg
    至近距離の情報量ってそんな感じだ。

    Jazz & Cafe "Whisper"

    高樹レイ(vo) 中牟礼貞則(g)稲葉国光(b)

    *************余談。
    そういえば、実は、スマホはシャッター音なしのアプリで撮ってみたり。
    2014_0805_03a.jpg
    こちらが音なしアプリ。

    「ふち子さんって知ってるかい?
     このごろ人気なんだってさ。
     こないだ、作ってる会社の人に出会っちゃってさ…」
     
    …あ、ふち子さん…とりあえず全部ならべて、記念撮影していいですか?
    標準装備カメラ。…うーん。
    201_0508_01a.jpg
    「一つ持って帰りなよ、社会学ってやつさ」

    その後、ふち子さんは、女性のお客さんで一個ずつ持って帰りましたとさ…。
    これもライブの醍醐味というか…。フリーJAZZと言うか。

    【エンタメ覚書】三味線とはかくあるべし…?!

    • 2014.07.30 Wednesday
    • 20:58
    音楽は世界共通言語。
    西洋の楽器に見せられる、日本人がいると思えば、
    日本の楽器に取りつかれた海外の人がいる。


    和楽器×西洋系音楽…。
    Cherokee Shuffle on Banjo and Shamisen!

    バンジョーと三味線。なぜ、寒い外なんだ、と思わず突っ込み。

    The Girl From Ipanema played on shamisen. 津軽三味線でイパネマの娘。

    ジャズのスタンダードっていうか、リズムがボサノバだけに、
    日本とブラジルとアメリカン的な…。

    お江戸の火消し(Smoke on the Water:木遣りヴァージョン)

    微妙に音のずれがある、オーケストラが何とも言えない。

    邦楽でビートルズメドレー_フルver

    完璧すぎで笑いがでます。

    【エンタメ覚書】唄が聞こえるんだよなぁ…@エンタメバンド:Mnozil Brass

    • 2014.07.19 Saturday
    • 17:34
    音楽というものは不思議なもので、
    演奏者が 時々日ごろどんな音を入れているのか分かります。

    サックスの音の中に、家事の皿洗いの音が入っているとか、
    ピアノの音の中に、シンガーの歌い回しが入っていたり、
    英語ネイティブのトランぺッターから、歌詞が聞こえたりします。

    …最低でも、私には…。

    で、たまたま見つけた動画、Mnozil Brassというバンド。

    james bond


    チューバ、ベース部。トロンボーン3本で中低音層和音、トランペット3本で中高音層和音。

    ふうん、と思って見てたら、
    …ブラスの音に、唄がはいっている。
    金管楽器でなく、人の声のコーラスに聞こえる。

    Mnozil Brass At the Movies

    と思ったら、あ、歌をやるんですね。…みたいな。

    Bohemian rhapsody

    というか、そもそもパフォーマンスバンドなんですか。

    New York, New York

    むかし、日本に「カクスコ」って音楽に強い劇団がいて、
    それを思い出した次第…。

    チューバ一本の「スリラー」

    …最後のそれがやりたかっただけだろうな…。

    【公式HP】Mnozil Brass
     

    【慰問アーカイブ】「君の歌は心に響く」@杜の癒しハウス(東京都文京区)

    • 2014.07.11 Friday
    • 05:23
    歌う場があるというのは、ありがたいことで、
    良く考えなくても、良くも続いたものだなぁ、とも感じますね。

    「介護施設で演奏を頼まれてね...もし良かったら、歌いに来て」
    と、ギターの中川さんに言われて、
    およ、その日は歌のトレーナー真美さんのレッスンの日で遅れマツ、ってので。

     2014_0705_02.jpg
    (写真:竹本康代さん より当日はボーカルも)

    介護付きの有料老人ホームで、地元ではディレクターとして取材に入ったこともある介護施設系。
    高齢者施設の雰囲気はどこも変わらなくて、やさしいけど、少し寂しそう。
    個人個人の内情は、様々で、積極的にここに入る人もいれば、家族に見放されて、という人もいる。

    ピアニストの西村さんは、ジャムセッションで年中ご一緒する素敵な女性で、指向は実はブラックなんだけど
    「最近、介護施設で弾くことがあるの」と。
    歌謡曲はその通りにやらないとダメだけど、JAZZも良いの。
    だいたい、日本人だから表うちなんだけど、30人に一人くらい裏打ちの人がいるらしい。

    遅れて行くと演奏はスタートしていて、
    スイーツの専門学校生のおもてなしがあったり。

    と、目があった、入居者のおばあちゃんに、この席が空いてるわよ、と言われて相席。

    「あなた、今日は聞きに来たの?
     私、カナダで、JAZZフェスに行ったことがあるのよ」

    素敵ですね。
    聴くと、4回ほどカナダには行ったらしい。自然が素晴らしかったわ、とのこと。

    「ところでこのチラシ、サックスの生演奏って書いてあるわ」

    …間違いです(笑 緩い…)

    いくらかお話をしていると、隣にいた入居者と思しきお友達が、うんうんと。
    「良かったわね、お話ができて」と、そのカナダに行ったことがある
    おばあちゃんに話しかけていた。

    ひょっとすると、あまり思い出のお話はしない静かな方なのかも知れない。
    こういうときに最初にお友達になる人って、なんだか物語を持つ人が多くって、昔から。

    「裾が上がってるわ」
    前に立つと、私のスカートの裾が上がってたらしい。あわわ、と直し(笑)

    手持ちのマイクは実はいろいろ辛くて、普段持たなくて、(整った会場では)何年かぶりで、
    二曲目でコツを得(笑
    すいません。
    2014_0705_03.jpg
    唄い始めると、ロビーの床が波紋の様に良い意味で広がって見え、
    「Tennessee Waltz」「Gorgia on my mind」「Sentimental January」と
    「Route66」を並べて貰い。
    ギターの中川さんと、ピアノの西村さんは火曜日のセッションで、二年半前からリハはすんでる訳で。

    下がるときに、車椅子の利用者さんから握手を求められた。

    「あなたの歌は心に響く」
    と、一言。

    後で聞いたら、途中からずっと泣いていたみたいで、膝の上にはティッシュペーパーの箱が置いてあった。
    利用者さんの動かない手が、楽しくて動いたみたい。

    ちょっと冷たい右手だったのは、体が動かせないからなのね…。
    2014_0705_01.jpg
    (G)中川卓也 (P)西村昭子

    この日の夜は、歌の真美さんのライブで。
    真美さんのライブでは時々、前々述のような似た事があるので、
    そうね、厳密にはそう言うことが起こっているのよ、と解説され。

    「良かったね〜」と、二人で話したり。

    訓練だな、と思う次第。

    場に感謝。ありがとうございます。

    【ライブアーカイブ】ジャス・ボーカルの共演@2014年6月21日の西荻窪COCOPALM

    • 2014.06.29 Sunday
    • 23:48
    すいません、こちらで告知もせずに…。
    先週終わりました(爆)
    0622b.jpg
    セッションリーダーの宮之上さん、サブリーダー中川さん、いつもありがとうございます。

    とりあえず、リハ多分5分くらい(ほぼなし・・・w)
    0622a.jpg
    (写真:竹本康代さん)

    実存性虚無感と、音と数字に色と形を見る共感覚があるので、世の中を音の中で楽しく確認してたりします。
    結構、最近ひどくなって、人のマイナスの心は理解できなくなってきていますが、形にできなければ
    世の中で生きるにはほぼ、関係のないことで。
    ただ昇華できれば、みなさんが喜ぶらしい、ということなので、「ま、良いか」と個人的に思っています。

    満員御礼でした。ありがとうございます。場に、感謝です。

    ジャズのジャムセッションは、みんながやってる楽器を持ちよって
    ワイワイとジャズのスタンダード曲をやり倒す(?)場で、
    年齢層は20代から70代くらいまで(時々小学生の姿も)さまざま。

    日本全国でやってるので、できる曲があれば、どこに行ってもはじめましてと、入り込めます。
    繰り返すと、知り合いも増えて来るわけで。
    またジャズのスタンダードは、世界共通なんで、やっぱりそれも共通するんだろうなと、思う訳で。
    言葉を介さなくても、なんとなく、そんな人だろうなと分かりますね(笑
    (歌の場合はまず言語壁はあるんですが)

    多分、上京2週間後くらいからから、セッション仲間のフルーティストで歌もやる藤花さんの自撮りより(笑)
    滝雅子さんもそうだね。初日にいらっしゃった。覚えてる。
    0622d-2.jpg0622d-1.jpg0622d-3.jpg
    一巡目、一曲目は Shiny Stockings
    「スポットライト、直で、真っ白で(ハレ―ションおこす)のでずれて」
    と、カメラ撮ってくれた、デザイナーの良知さん(笑)
    二巡目で一応、立ち位置は、間違ってなかったらしい?

    The Tennessee Waltz
    唄っている私には、客席に、踊ってる恋人同士の映像が、浮かび上がって見えていました。
    (最近、セッション中、慣れた曲だと色んな映像を見ることが良くあります…)
    0622c.jpg
    (写真:良知久也さん)

    二巡目を、友人に感想を問うと、何か母親と子供が別れるみたいなイメージが浮かんだみたいで
    そうか、共通するのは「悲しい気持ち」でそれは伝わったんだね、と確認。

    終わった後、藤花さんから動画をいただいたんですが。歌っている姿を自分で確認するのは久しぶりで、
    ずいぶんと変わったもんだな、と思いました。

    実は、歌の楽器となる体は、結構な状態で、当日数時間前にやっと希望治療にかかり。
    かなりぼんやりしていた上に飛んでたようで、詳細をあまり覚えていなくて…。
    ゆえに恐らく血行が良く、多分疲れもあまりしてなく…あれれ? みたいな。

    「歌が変わったね、なんかあったでしょう?」
    と、問われたのですが、あったとすれば二巡目ですね。

    「何故か録れてない」録音機障害が二機、確認できてますが、可愛いもので。。。。
    (前日、某サロンの温熱機が私のタイミングで二機壊れたし...)

    。。。全部ひっくるめて、人生って楽しいわね、と。

    0622.jpg
    竹本康代、美濃口美也子、三好朝子、平野藤花、滝雅子、Kayo、藤田晴子、勅使河原秀次、植村佳子、以上(voc)

    宮之上貴昭(g) 西村昭子(p) 多田和弘(b) 沖田篤(ds)
    進行:中川卓也
    **********

    私の唄の旅は、まだ続くんです。
    いつもありがとう。今後とも、どうぞよろしく。

    Jazz Live & Japanese Restrant COCOPALM

    【JAZZ】ダブルベースは深く響く。7弦ギターとウッドベース@"Cafe Dolce Vita”(東京北新宿)

    • 2014.06.08 Sunday
    • 23:23
    2014年の6月6日、大雨の金曜日のデュオ。
    中川卓也(g)  納浩一(wb) 
    7弦ギターとウッドベースと不思議な組み合わせの
    半分、ダブルベースな夜。
    2014_0606_01.jpg
    納さんのベースは、野太さと軽快さが混ざってて、親父さん的な味があるし
    中川さんの七弦独自の音が良く響いていた。

    とりあえず、納さんが(私が聴いた感じで)
    どんな親父さんかというと、旨い寿司屋の親父さんみたい。
    とりあえず、いろんな食材の旨みを知りつくし、技が冴えわたっているのだけど、
    食べてみるとバランス感覚がすぐれていて、思わずうなる。
    「めっさ、旨いんスけど…」

    それもそのはず、「ジャズ・スタンダード・バイブル」シリーズの著者でもある。
    (気づけば、私も3冊持ってます...)

    2014_0606_03.jpg
    七弦ギターは中川さん開発のギターで、七弦目が不思議な所に入っているのだけど、
    どうも聞いていると、新しさでなく、
    なんとなくオリエンタルな懐かしい響きがする。

    こないだ、たまたま目にしたライブ映像。その中に、これだと思う音があった。
    アラブの古い弦楽器にウードと言う楽器があるのだけど、それの響き。

    時々、ものづくりの世界で
    新しく作り込んでみたら、遥か前、実は先人がやってて結局、原点に立ち帰ってた、
    みたいな事があるのだけど、それに似てるのかも。

    セットリストは、『A Child is Born』『Giant Steps』『Cantaloupe Island』『黒いオルフェ』
    『オリビアを聞きながら』…? など、スタンダードを中心に。

    納浩一 Official Web Site


    Re-Rex(中川卓也)
    ↑ CDを、こないだ聞かせてもらって
      氏が「この曲、譜面が70行…」とつぶやくので、
    …は? と、恐らく、次のような回答が返ってくるであろうと予測しつつ。 
    (中川先生)何役ですか? と問うと。
    「ピアノ以外全部」と、…つまりは、70種多重録音音源あり。
    それは「普通の人間は、認識できんじゃろ」と思わず、心の中で突っ込みました。
    聴力を試したい方は是非。

    *********
    偉大な先生お二人の、肩の力の抜けたディープな世界でした。

    Cafe Dolce Vita

    【JAZZ】二つの「声」で世界を旅する『Two Voices』@NAKANO JAZZ DINING BAR "Sweet Rain”(東京中野)

    • 2014.06.01 Sunday
    • 13:45

    高樹レイ(vo)、竹内直(ts,bc,fl)
    声と管楽器のみのユニット「Two Voices」
    レイさんは変調子もスイングできるトーチシンガーで、これまで何度か聞かせてもらってるのだけど
    表現の幅が広くて、私は大好き。
    だからTwo Voicesは、かねてから気になってて、せっかくだから生で聴きたかった。聴けた!

    海外のアーティストからは、「どうやって録音したのか分からない」と言われる
    (リズムとピアノを後で消したように聞こえる)そうで、それでも「You did it(あなたはやったんだ)」と。

    まず最初に必要なものは、一曲一曲への強烈なディレクション(方向性)だろうと思う。
    20140530?01a.jpg
    また、ひょっとすると、浮世絵と油絵の関係に似てるかも、と思いました。
    彼らは、空間の奥行を面を取って表現するけど、日本人は線の強弱で表現するから。
    音楽でも、文化的に共通する意識はあるんじゃないかな、と。

    本当に、世界が広がるんですね。
    バスクラと、フルートとテナーがリズムとベースパート(+いっぱい)だんだん深くなります。
    20140530?03a.jpg
    新曲…The Rose、中村八大、、、良かった♪ 
    20140530?02a.jpg

    2014_0530_S02a.jpg
    Two Voices 【高樹レイ×竹内直】 FACEBOOK Page

    東京中野にあるSweet Rainと言うお店は響きが良くて、ここだけの生音を出すグループもあるとか。
    Two voicesは、まるっと世界を旅できる。
    2014_0530_S01a.jpg
    NAKNO JAZZ DINING BAR Steet Rain

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